花火を撮る [花火]
あれから3年・・・・ [日々の出来事]
2013年6月18日火曜日リーダーを集めてミーティングをしていた時に、携帯に妻からの入電、「私白血病だって・・・」最後は泣き声だった。
「すぐにいくから」会社を飛び出して病院へ、それからしばらくは先の事は何も考えられなくなった。そう、余命3週間長くても3カ月という宣告で時の流れは大きく断ち切られてしまった。先に進めば死が待ち受けている中では今日を取りあえず生き延びてほしいという思いだけだった。時の流れを止めて欲しい。
その時の思いを書いたのがその時のブログ記事
「いつものように」
いつものように、朝起きて
いつものように、自転車で駅まで
いつものように、駅から歩いて会社へ
いつものように仕事して
いつもより早く会社から帰る
いつもと違って駅から北へ上る
つかの間のBCRの面会時間
いつものように笑顔で君は見送ってくれる。
いつもと違って富士見坂を下り君のいない我が家へ帰る。
そして一日が終わる。
一日一日をもっとゆっくり、もっともっとゆっくり・・・・・
あれから3年移植で妻は生き延びる事ができた、白血病は不治のやまいではなくなったけど、ただ元の健康な状態に戻れたわけでもない。病気との戦いは続いている。まだ先は長い。
詐欺メールが来た [日々の出来事]
去年から、間違いメールを装った詐欺メールが来るようになりました。持っているガラケーは仕事用ですので友人からのメールは極ごく限れています。それに何回も似たような手口だと慣れてきますしね。
今回は木村拓哉バージョンで、誕生日おめでとうございます。から始まりました。もちろん私の誕生日はこの季節ではありません。
メルアドはj-taku_chrome @sofutbank.ne.jpからです。
無視しているとしつこく 「また会いたいですね、メンバーも会いたいといっていました」とか・・
木村拓哉本人からだとしても、興味ないのでとくにかかわりを持ちたい人でもありません。
マネジャーがどうこうとか、その後もしつこく来てました。一応携帯会社の迷惑メール機能を使ってアドレスを登録して、「詐欺メールおくんな、馬鹿。」と返しておきました。
昨年の春先の焼肉パーティー、バージョンの時はメルアド間違えていますよって、返信したら、間違いも縁だからメール友になってください。とか返信があって、不審に思って 詐欺メール検索サイトで検索したら、そこにある文言通りのやり取りでした。
最終的には有償サイトへの誘導だったりですのでわかりやすいのですが、夜中にメールが着信すると仕事の緊急事態を考えますので、メールを見て詐欺メールとわかるとムカついてしまいます。ほんとに迷惑な事です。
それにしてもどこからメルアド抜いたのかな?
皆さんもお気を付けください。
10回目の城山 [花の歳時記]
春はいづこ [日々の出来事]
昨年の晩秋の頃から妻の容態が悪化している。GVによる皮膚炎が全身に発症して痛みにさいなまれている。ドラマでは白血病は骨髄移植のドナーが見つかるまでが山場で移植が終わると元気になる。
そんな流れがスタンダードになっている。しかし、実際に起きていることは移植の後のGVとの戦いが長く凄惨な日々だったりする。妻が苦しみ、精神が不安定になる中で、子供達が献身的に妻に寄り添っている。通院で月に数回休みを取るが、白血病発症の頃は「奥さんのケアを第一に考えて仕事は気にしなくていいですよ」と言っていた上司も、3年たつと、「仕事休みすぎだから退職者が出たりするんだよ」と言い始めた。妻が自分に思っているように、抱え込んでいる辛さや痛みは、他人には分からない。と思う。特に誰が加害者でもなく被害者でもなく、病魔に取りつかれてしまったのは、今更どうしようもないことで、受け止めて耐えて日々を過ごしていくしかない。
昔、福岡時代に所長だったやくざのような所長からいきなりメールがあった、静岡のM君が余命一ヶ月だってよ、というなんとも彼らしい表現だった、もう還暦を過ぎてしまうといつお迎えが来てもおかしくはないが、妻だけでいっぱいいっぱいの中に知り合いの余命宣告はどこにも受け入れる隙間がない事に気づかされた。自分自身、薄情な人間だとつくづく思う。
病気をすればお金がかかる、病院の費用は高額医療保険制度があって月々4万円以内に収まるようになっているが、通院の費用や制限されている食事や、特殊なガーゼなどでざっと10万円程度は月々の負担が発生する。自分自身がまだ仕事をしてるから何とかなるが預金はだんだんと減っている。確定申告をして年間の医療費が70万円になる事を知る。約4万円が戻ってくる。わずかだけど一ヶ月分の通院費用になる。
冬きたりなば春遠からじ、そんな言葉が会社の帰り道にふと浮かんだ、もう3月になっている。セツブンソウも咲く頃、休みの日も出かけることもままならい状態が続いていたが、やはり野草を撮りに行きたいという思いはふつふつと沸いてくる。もう、ただただ趣味に没頭できていたあの頃とは違う日々になっているけど、カメラを担いで出かける事はやはり自分にとっては必要な事だと思える。
浴室のメンテナンス [日々の出来事]
今住んでいるマンションは築20年を超えていろいろとガタが来て手を入れる処が出てきました。
まずはシャワーが調子悪くなりました。温度調整がうまくいかない水量の調整も固くなって大変でした。
元々KVKのシャワーでしたが、今回はTOTOの浴室用サーモスタットシャワーTMY140Cと交換しました。
交換を始めると記録する事より作業に集中してしまい、取り外して慌てて写真とりました。
水道の元栓を止めて作業をおこないました。最初に水栓を外すときに何回転したかを記録して取り付けるときも同じ数回して取り付けます。もちろんシールも新しく巻き直します。
動きがスムーズでお湯が出るまでの時間も短くなったように感じます。なによりも温度調整レバーが軽く動きます。ピカピカの水栓は気持ちいいですね。
上の作業をおこなったのは実は2013年6月でした。あれから3年今もピカピカで問題なく使えています。
さて、今日は浴室換気扇から不規則にきゅるきゅると音がし始めました。二週間前でした。その後しばらく止めると音も止まり、使えますがやはりまた音がし始めます。
今ついているのはパナソニックの25cm角のものです。ネットで探しましたが今は24cm角の換気扇しかありません。1cmの違いはなんとかなるかと作業に取り掛かりました。
これか交換前の換気扇です。
カンジンさんについて考える [雑想]
カンジンさんってなんだったんだろうか?とふと思う事があり調べてみました。熊本の五木の子守歌に、「おどみゃカンジンカンジンあんひとたちゃよか衆」という一説があります。子供の頃祖母は乞食の事をカンジンさんと言っていました。ただ、熊本では標準語ではカでもクァと発音するものがあります。家事はカジですが、火事はクァジです。ですのでカンジンではなくクァンジンという発音でした。韓人とか漢人と勘違いしそうですが、昔の人は韓人や漢人という呼び方はしませんでした。単純にカンジンは漢字にすると勧進、肝心、肝腎の三つです。
肝腎や肝心は「とても大切な事」で今更しらべなくてもわかります。勧進をググってみました。
浄財の寄付を求めるお坊さんを勧進と呼んでいたそうです。成程納得です。そこから物乞いをする人を体の良い言い方をしたと考えるのが自然ですね。単なる乞食ではなく浄財の寄付を求める僧侶であれば「さん」がついても納得です。派生的に物乞いやみすぼらしい格好をした人をそう言ったのだと思います。