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こんな日がやって来るなんで [病気との闘い]

混合性急性白血病、それが妻に宣告された病名だった。非常に症例の少ない、リンパ性と骨髄性の両方の性質を持つ白血病。10万分の一の確率で白血病にかかる人全体の0.5%程度とか

4月の胸の痛みから始まった。病院に行っても痛み止めをもらうだけで原因不明。やがて咽喉の痛みと口の腫れと痛みの箇所は移っていった。MRを撮っても炎症が認められるが原因は不明。更年期障害?繊維筋肉痛?明確に痛みを訴えていても外観は特に何もない、血液検査をしても、何とも言えない。そんな日々たっだ。腕が痛くて家事もできなくなっていった。それでも会社には出かけて仕事をしていた。会社に行くと元気になるらしい。仕事が好き、会社が好きだったのだろう。

先週の金曜日、マンションの排水管高圧洗浄の為に家にいた妻から涙声で「腕が痛い、帰ってきて!」と電話があった。
定例会議の予定とかあったが、直ぐに家に戻った。家には傷みにさいなまれる妻がいて、必死に痛みと戦っていた。痛み止めもまったく効果がないらしい。傍にいる自分にはなにもできないが、オロオロと妻の周りをうろつくだけだった。それでも痛みは続き、病院へ行くにしても洗浄作業がいつくるのか分からない。 管理人室へ行き、急病で病院へ行くので洗浄の時間を少し待ってほしいとお願いした。とりあえず自分の行った事のある病院へ飛び込みで痛みの軽減ができないかと連れていった。そこの女医さんは痛みは鈍いので特に命にかかわるものではないという見立てで、処方も、アドバイスもなかった。
その夜は痛みに眠れない夜になった。触っていると触っているところは痛くない。ただ、腕をさする事しかでなかった。土曜日、日曜日に少し薬が効くようにり痛みは和らいだ。妻が通っていたクリニックの紹介で月曜日に国立病院へ行った。総合診療を受けて、血液検査を行った。午前中で検査は終わった。

そして午後、電話があり明日もう一度検査に来てほしいという事でだった。骨髄液を調べる必要があるという事だった。その時に白血病?ググってみると妻の病状があまりにもヒットしすぎている。そんな疑いを持ったが口にすることはできなかった。

火曜日は一緒に病院へ行くと言ったが。妻は、金曜日に早退させて申し訳ないという思いと、私を口実にして会社をさぼんるんじゃないよ、というニアンスで「仕事してよ、午後からだからこなくていい」と言われた。火曜日の朝は普通に会社へ行き溜ったメールを見て打ち合わせを行う。午後からリーダー会議だった。その最中に気か効くスタッフが私の机の上でなり続けていた携帯を持ってきてくれた。電話は妻からだった。「私白血病みたい・・・・・」泣き声だった。返事は「直ぐに行く、そこでまってて・・」

そこから先の話はまた後日、これから病院へ入院生活に必要な物を届けに出かけます。


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